はじめに
2024年4月に株式会社プレックスにエンジニアとして新卒入社した佐藤祐飛と申します。プレックスでは初の新卒エンジニアとなります。現在は、SaaS事業部にてサクミルという建設業界向けのプロダクト開発を行っています。
タイトルにもある通り、私は学部4年生の夏頃までは大学院へ進学予定でしたが、インターンを通してプレックスでのファーストキャリアを歩みたいと考えるようになりました。
そんな私の体験談を共有しながら、読者の皆様にプレックスについて知ってもらいたいと思い、この記事を書きます。
学生時代について✏️
横浜国立大学の情報工学EPを卒業しました。学生時代は学業に力を入れており、学科内で首席になった学期もありました。
海外で働いてみたいという夢があり、オンライン英会話やTOEICなどの英語学習にも力を入れていました。日々の学習の甲斐あって学部3年生の春頃にTOEIC915点を獲得することができました。
弊学科は約9割の学生が大学院へと進学するので、私も当然のように学部1年生の頃から大学院進学をする予定でした。
プレックスとの出会い🌸
学部4年生になるまで、私は開発経験が全くなく、授業でC言語とJavaを触った程度でした。春頃に配属先の研究室で行われた就活座談会にて、WEB系のエンジニア就活ではインターン経験がないと話にならないということを知り、インターンを探すことになります。インターン募集に手当たり次第応募し、面接をしていく中でプレックスと出会いました。今思うと、ここが人生の分岐点だったなと感じます。
初めてテックリードと面談した際には、 「君は僕を超えるエンジニアになるかもしれない」や当時、インフラエンジニアを志望していた私に対して「君がインフラエンジニアだけで可能性を閉じてしまうのは勿体無い」など有り余るような評価をしていただきました。
その後、インターン選考としてRuby on RailsとNext.jsを利用した企業データ管理アプリケーションを作成する技術課題が出題されました。WEBアプリケーションを1から作るのは初めてでしたが、テックリードと仕様検討をしながら課題を進めるという形式だったので楽しく取り組むことができました。
他にもインターンの合格をいただいていましたが、開発未経験であるにも関わらず自分が評価されていることや、フルスタックの開発を通じて自分の可能性を広げてみたいという理由からプレックスでのインターンを決めました。インターン採用方針などについては、テックリードの記事に詳しく記載されています。
プレックスでのインターン🌊
インターンは学部4年生の8月から開始しました。この時点では既に横浜国立大学大学院の合格をいただいており、大学院を蹴ることになるとは夢にも思っていませんでした。
印象的なタスクについて
最初に任されたタスクはAPIからリソースをフェッチしている間のローディング画面にスケルトンを表示させるというものでした。ドキュメントを読みながら実装して、プルリクを出しました。その後のレビューにて私が書いたコードは丸っと修正されており、細部までこだわったスケルトンが実装されていました。その際に、「プロ意識が足りていない」というフィードバックをいただきました。求められている水準を再認識し、タスクに対して真摯に思考する能力が必要だと強く実感しました。
インターンを始めて2ヶ月目には、サクミルの社内管理画面を作成するタスクを担当しました。当時はサクミルを利用するユーザーのアカウントを発行する際に、ビジネスサイドの方が認証基盤にユーザー情報を登録し、サクミルのDBにそのユーザー情報を登録、最後にアカウント発行のメールを送信するという3ステップを手作業で行っていました。これを管理画面上で一度に行いたいという要望がありました。エンジニアになって2ヶ月目にも関わらず大きな裁量をいただき、PdMと仕様を検討しながら開発を進めました。管理画面が完成し、初めて利用していただいた際には、サクミルチームが湧いたことをよく覚えています。このタスクを通じてビジネスサイドと距離が近い環境で開発を行いたいと考えるようになりました。
きっかけはPdMの一言⚡️
学部4年生の10月に私が「SaaSの立ち上げ期に携われるのは楽しいけど、エンジニアなら大規模サービスにも関わってみたいですよね」という話をPdMにしたところ、PdMから 「1つのサービスの立ち上げから、大規模になるまで自分でやっちゃえばいいんだよ」 という一言をいただきました。あ、そっか。自分でやればいいんだと思いましたね笑。単純ですが、個人的にはコペルニクス的転回でした。
この時点まで、私は大学院進学をするつもりでしたが、この一言がきっかけで学部卒でプレックスに就職した方がよくないか?という疑問が湧いたのです。もちろん、大学院に進学しそのままサクミルでのインターンを続けるという選択肢もありましたが、正社員という当事者として急激な成長期のサクミルに携わる経験が長期目線で自身の成長につながると考えました。そして、学部4年生の2月に内定を承諾しました。
プレックスに入社した理由🔥
プレックスに入社した理由をもう少し分割したいと思います。
豊富な打席に立ち続けることができる
前述した通り、サクミルは急激な成長期にあるため、エンジニアには様々な打席(タスク)があります。そのため、たとえ新卒1年目であっても、難しい打席で裁量を持ってバットを振ることができます。
これは技術力が高いとされる企業と比較した際のメリットであると考えています。プレックスでは常に自分の能力値ギリギリの打席に立つ事ができるので、他社と比較してより成長できる環境だと考えました。
面白い打席については随時、開発者ブログに投稿していきます。
優秀なメンバーと事業を成長させることができる
プレックスには、優秀なメンバーが数多く在籍しており、メンバー1人1人が事業成長に対して熱量を持っています。業務時間中にプロダクトに関して熱く議論を交わすのは日常茶飯事です。議論のレベルが高いので、私はついていくのでやっとです汗。
また、サクミルが対象とする建設業界の国内における市場規模は経済センサス‐活動調査(METI/経済産業省)によると 約112兆円で超巨大です。さらに、建設業界はレガシー業界でIT化がそれほど進んでいない業界でもあります。そのため、発足1年程度のサクミルにはとても大きな伸び代があります。
私は、優秀なメンバーとこんなにも大きな挑戦ができることにワクワクを抑えきれませんでした。そのため、仮に大学院へ進学しても研究を放り投げてプレックスのインターンに時間を投下することは目に見えていたので、それならいっそ入社してしまったほうが良いと思いました。
最後に
プレックスではエンジニアを募集しております。特に我こそは新卒2人目のエンジニアになりたいという方は是非連絡をください! dev.plex.co.jp
最後になりますが、入社するにあたり、プレックス関係者や研究室の先輩・OBの方々に何度も相談に乗っていただきました。皆様のおかげで迷いのない意思決定をすることができました。本当にありがとうございました。
プレックス初の新卒エンジニアの名に恥じないように日々精進して参りたいと思います!