勝手に語る、事業と組織の急成長期を支えるエンジニア組織と開発環境

入社してもうすぐ2年半経ちますが、一向に声がかからないので Claude 3.7 Sonnet にインタビュワーになってもらい、今回、勝手にインタビュー記事を作ることにしました。記事作成にあたっては本家のインタビュー記事の構成を参考にしています。インタビューには誠心誠意答えたので、最後まで読んでもらえると嬉しいです!

本家のインタビュー記事↓ plex.co.jp

注)本コンテンツの一部は Claude 3.7 Sonnet を使用して作成しました

バックエンドからフロントエンドまで幅広く担当し、ダイレクトリクルーティング事業の成長を技術面から支えてきた池川に、プレックスのエンジニア組織や開発環境の特徴、現状の課題や今後の展望について話を聞きました。

池川 隆紀(いけがわ たかのり) 開発本部 ソフトウェアエンジニア 2022年12月に株式会社プレックス(以下、プレックス)に入社。エッシェンシャルワーカー向け人材紹介・求人媒体サービス「プレックスジョブ」の開発に携わる。バックエンド、フロントエンドの両方の開発経験を持ち、2025年4月からプレックスジョブ開発チームのリーダーに就任。

1)異業種からエンジニアへ、そしてプレックスでの挑戦

ーまずは、エンジニアとして歩んできた経歴について教えてください。

新卒では地元の地方銀行に入行し、主に個人・法人営業を行っていました。その後、受託開発の企業にエンジニアとして転職し、弊社がエンジニアとして2社目です。

ー異業種からエンジニアへの転身について、きっかけがあれば教えてください。

エンジニアに転身した2019年はエンジニア転職のブームみたいなものが始まった頃だったと思います。もともとプログラミングに興味があったことに加えて、私自身、エンジニア転職する前にプログラミングスクールに通ったのですが、そのスクールの在校生が書いた note を見て自分でもいけるんじゃないかと勘違いしたのがきっかけでした。

ープログラミングスクールからエンジニアへの転身は、ご自身にとって大きな挑戦だったと思います。その後、プレックスに入社されるまではどのような経験を積まれたのでしょうか?

プログラミングスクール卒業後は地元で受託開発をメインで行っている企業に就職しました。そこではバックエンドエンジニアとして教育系の企業が扱っている授業支援システムの開発や地方公共団体向けの防災アプリの開発に従事しました。また、途中からは発注元の企業に出向してプロダクトマネージャーとして授業支援システムのリプレイスを行いました。

ープレックスに入社しようと思ったきっかけや、プレックスの何に魅力を感じたかを教えていただけますか?

正直、転職活動する前はプレックスのことは知りませんでした。エンジニア向けの転職サービスに登録したところ、スカウトをいただいたのがそもそものきっかけです。カジュアル面談や面接を行う中で、①がっつり開発ができる、②自社でプロダクトを持っている、③社会的に意義のあるサービスを展開している、ことに魅力に感じ入社しようと思いました。もちろん、面談や面接で話した社員の方々も魅力的でした。

ー入社後はどのようなことに取り組んできましたか?

入社後から今まで一貫して「プレックスジョブ」というエッシェンシャルワーカー向けの人材紹介・求人媒体サービスの開発を行っています。入社後、しばらくして求人サイトのデザインリニューアルをしたのは今でも覚えています。その他だとスカウトの改善や新規サービスのリリース、インフラ移行など、これまでに多くの開発に携わらせていただきました。新規サービスは最近クローズしてしまったのですが、実装から検証までのサイクルが早いのもプレックスの特徴だと思います。

また、開発だけでなく DevOps の改善やエンジニア採用にも取り組んでいます。開発との両立は難しい側面もありますが、両方とも個人的にやりたかったことなので日々試行錯誤しながら進めている感じです。

2)リーダーとしての役割と責任

ーリーダーに就任されてからの役割や、以前と比べて変わったことについて教えてください。

2025年の4月に正式に就任してまだ1ヶ月足らずなので、リーダーとしてそこまで多くのことはできていないのが現状です。ただ、半年ほど前から前任のリーダーから徐々に業務や権限を委譲してもらう形で進めてきました。リーダーにも色々な役割があると思いますが、私が行っているのは主に技術面のリードで、ピープルマネジメントの業務は前任のリーダーに引き続きお願いしています。

役割としては開発チームの成果物に責任を持つことになったのが、これまでとの大きな違いかと思います。これまでは自分が担当しているタスクを完了させることに注力していましたが、リーダーになることでその範囲が広がった感じです。あとは与えられた課題をこなすのではなく、自身で課題を見つけそれを、チームで解消していくことが必要になったと感じています。サービスやチームがスケールする中で、技術的負債も一定溜まっているので、それらをうまく解消しつつサービスの成長につながる開発も行っていく、といった感じでしょうか。

ーリーダーとしてチームの成果物に責任を持つようになり、課題を見つけて解消していく立場になったとのことですが、具体的にはどのような課題に取り組まれていますか?

今いるチームでは四半期ごとに OKR を定めて課題解決に取り組んでいます。ちょうど今月(2025年4月)から新しいクォーターが始まったのですが、今クォーターでは、① Next.jsの App Routerの移行、② クエリのパフォーマンス改善、③ Devin の活用の3つについて取り組んでいるところです。この取り組み自体は従来から行っていたのですが、前クォーターにチーム体制が変わったこともあって OKR の決め方や進め方などは試行錯誤しながら進めている最中です。

3)エッシェンシャルワーカー向け人材紹介・求人媒体サービスの開発における特徴

ープレックスジョブの開発において、特徴的な点や工夫していることはありますか?

開発にあたっては、アジャイル開発でスクラムを採用しています。スプリントは1週間で、他社に比べると短い期間でスプリントを回しているのではないかと思います。リリースについても特定の曜日に行うなど、決まったタイミングで行うのではなく都度行うことで、開発した機能をより早くユーザーに届けられる開発体制を作っています。また、スプリントの中で10~20%は技術的負債の解消に充てることをルールとしていることも特徴的な点かなと。

その他だとスプリントの振り返りのタイミングで、FourKeys の指標を使った振り返りを行っているのも特徴的かと思います。弊社では Redash を使ってデータ分析などを行っているのですが、Redash に DevOps 専用のダッシュボードを作ってデプロイ数の推移やリードタイムを見ながら振り返りを行っています。実際の数字を見て振り返りすることで、何が課題になっているのかより明確になったと感じています。

ー開発チームとビジネスサイドとのコミュニケーションはどのように行われていますか?

MTGだと定例で行っているのは、スプリントの中頃で実施する中間共有会とスプリントの終わりに実施するスプリントMTGです。それらのMTGではプロダクトマネージャーと開発の全メンバーが参加してコミュニケーションを図っています。あとプレックスはリモートと出社のハイブリット勤務を採用しているので、近くに座っているプロダクトマネージャーと直接話をすることも多いです。

また、弊社ではSlackを使っているのですが、実際にシステムを使っている社内ユーザーからの要望や問い合わせは Slack の専用チャンネルで受け付けています。要望はプロダクトマネージャーが一旦受けて、優先度をつけて開発のタスクに落とし込む流れです。システムの不具合などの問い合わせは、開発のメンバーで問い合わせの当番を決めて順番に対応している感じですね。

ープレックスジョブのターゲットユーザーであるエッシェンシャルワーカーの方々が使いやすいプロダクトにするために、特に意識していることはありますか?

エッシェンシャルワーカーの方は現場に出ていることも多いので、スマートフォンで使いやすいようなデザインを採用し実装することを意識しています。また、会員登録や応募画面では入力する項目を必要最低限のものに絞って、ユーザーの方の負担を極力減らすようにしています。プレックスジョブというサービスは転職者さまと企業さまの仲介の役割を担うものだと思っているので、求職者さまが入口でつまづかないようなプロダクトを作ることが大事だと思っています。

ー実際に現場の声を取り入れて改善された具体的な事例はありますか?

色々ありますが、以前、求職者さまへ対応を行っている弊社の担当者から、応募後にメッセージ画面を表示してほしいという要望がありました。というのも、プレックスにはメッセージ機能があるのですが、導線がわかりづらくメッセージを確認したり送ったりする際に支障が出ていたらしいのです。

当時は会員画面のメニューからメッセージページに遷移する必要があったのですが、これを改善するために、応募後に「メッセージを確認しましょう」というモーダルを表示し、そのモーダル内のボタンを押せばすぐにメッセージ画面に遷移できるようにしました。このシンプルな改善によって、ユーザーがスムーズに次のステップに進めるようになり、担当者からも良いフィードバックをもらえました。

上記は改善の一例ですが、実際に現場で起きている課題を細かく拾い上げ、ユーザー体験を少しずつ改善していくことが大切だと考えています。今後も現場の声に耳を傾けつつプロダクトの改善を行っていきたいです。

ーターゲットユーザーを意識した開発によって、どのような成果や効果が得られましたか?

この記事(「CLS不良ページを "0" にした パフォーマンス改善テクニック」でも取り上げたのですが、最近だとプレックスジョブの求人サイトではCLS不良ページを0にする取り組みを行いました。CLSはGoogleが定めるコアウェブバイタルの一つであり、SEOにも影響すると言われている指標の一つで、CLS を改善することでUXが向上するだけでなく、SEOの改善にもつながります。取り組んだ結果、CLS不良ページは0になり、ユーザー体験も良くなったと感じています。SEO にはすぐに反映されるものではないですが、今後効果があったか振り返りをきちんと行っていく予定です。

また、他にも多くの取り組みを行う中で、2024年10月にはプレックスジョブの累計登録者数が100万人を突破するという大きな節目を迎えることができました。多くのユーザーに利用いただけているということはユーザーに一定の価値を提供できているのかなと思っています。

ー他にもテクニカルな課題に対して取り組んでいることがあれば教えてください。

他にはAI活用についても取り組んでいます。過去、ChatGPT や Stable Diffusion を試しましたが、個人で活用するに留まっていました。AI エージェントについてはここ最近で目や耳にする日がないくらいで、今後、AIエージェントをいかに活用していくかが事業成長にもつながる大きなポイントだと考えています。開発だけでなく、定型業務の置き換えを行うなど、より本質的な仕事に集中できる仕組みづくりに取り組んでいる最中です。

4 )プレックスジョブの今後の展望とビジョン

ープレックスジョブの今後の展望について教えてください。

エッシェンシャルワーカーが転職を考えたときに「それならプレックスジョブだよね」となるのが目標です。そのために、対応する業種を増やしたり、求人のリッチ化やスカウトの改善を行ってきました。具体的な展望についてはこの場では言えないことも多いですが色々仕込んでいるので、公表ができるタイミングが来たらサービスサイトや開発ブログ上で発表したいですね。

5 )チームの成長と目指す方向性

ーチームとしてどのような文化や環境を作っていきたいと考えていますか?

尊敬するエンジニアとチームづくりの話をしたときに、攻殻機動隊のようなチームが理想との話があり私もそう思っています。それぞれがプロフェッショナルとして仕事をする中で、自分の得意領域だけでなく関連領域もカバーできるような人が集まった組織です。

プレックスジョブというサービスは求人サイトという特性上、SaaSと異なりそれ単体が収益を産むものではありません。ユーザーは社内外にいますしその属性も求職者さま、クライアント企業さま、社内ユーザーとさまざまで、そこから生まれる課題も多岐に渡ります。それらの課題をチームとして解決することで、エンジニアの立場から顧客の課題解決や事業成長に貢献できたらと考えています。

ー最後に、プレックスのエンジニア組織やダイレクトリクルーティング事業に興味を持つエンジニアの方にメッセージをお願いします。

私が入社するときに感じた「プレックスなら何か面白いことができそう」という感覚は今も同じです。事業成長に伴い社員数も450名を超えましたが、エンジニアはそのうち20名弱でありまだまだエンジニアもまだまだ募集している状況です。事業も人材、SaaSM&Aと多岐に渡りそれぞれが抱えている課題もさまざまなので、フィットするポジションが必ずあると思います。

この記事で話しきれなかったこともまだまだあるので、この記事を読んで興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたらぜひカジュアル面談で話しましょう!

インタビューの内容は以上です。 Claude 3.7 Sonnet にインタビュワーになってもらった結果、想定以上にいい感じにまとまったのではと思っています。 これを読んだ会社の担当者から正式にインタビュー依頼が来るのが楽しみです!

インタビューの最後でも話しましたが、現在プレックスではソフトウェアエンジニア、フロントエンドエンジニア、UIデザイナーの募集もあります。 もしこの記事を読んで、一緒に熱く働いてみたいと思った方がいましたら是非ご連絡をお待ちしています!

dev.plex.co.jp