はじめに
こんにちは。
株式会社プレックスでSaaS事業部(サクミル)でエンジニアをしている荒木です。
弊社では現在、複数の事業を展開しており、それぞれの事業部にエンジニアが所属しています。チームによっては異なる技術スタックや開発フローを採用しているため、今回チームごとの特徴や取り組みをまとめることにしました。
本記事は第三弾の記事で、サクミルチームにおける技術スタックや開発フローを紹介します!
サクミルとは
サクミルは、建設業のDXを推進し、業務効率化を実現するバーティカルSaaSです。現場から経営までを一元管理できるのが大きな特徴で、建設業に必要な機能を幅広く提供しています。
2023年7月に正式リリースされて以来、建設業界のDX化ニーズの高まりを背景に急速に導入が進み、2025年3月時点で正式利用企業数は1,000社を突破しました。リリースからわずか1年9ヶ月での達成となり、多くの企業様にご活用いただいております。
開発チームについて
それでは、現在のサクミルの開発体制について紹介していきます!
チーム体制
サクミルの開発チームは、2025年8月時点で正社員エンジニア4名、インターン生2名、プロダクトマネージャー(以下PdM)2名で構成されています。
エンジニア全員がフルスタックで開発に取り組み、1人が1つの機能に責任を持ってフロントエンドからバックエンドまで一貫して担当しています。
それぞれが大きな裁量を持ち開発を行うため、少人数ながらも、お客さんの課題を最速で解決し、スピード感を持って価値を届けています。
各メンバーの紹介は弊社の採用ページに載せてありますので、そちらも併せてご覧ください!
技術スタック
2025年8月現在の技術スタックは次のとおりです。
フロントエンド
バックエンド
- 言語 / フレームワーク: Ruby, Ruby on Rails
データベース
インフラ・開発環境
- クラウド: Google Cloud
- コンテナ: Docker, Google Kubernetes Engine (GKE)
開発支援ツール
データ基盤・監視
- データ分析: BigQuery, dbt
- 監視 / ログ管理: Datadog
- その他: Firebase Authentication
AI活用
- Claude Code
- GitHub Copilot
- ChatGPT
開発フロー
続いて開発フローについての紹介です!
スプリントの単位は1週間で、毎週月曜に開催されるPdMを含めたスプリント会で、前スプリントで対応した開発タスクの内容確認と進捗、翌スプリントで進めるタスクの確認などを実施しています。
開発の流れは次のとおりです:
- 要望の収集
ビジネスサイドからお客様の声や改善要望が挙がります。 - 仕様策定
PdMが要望を整理し、仕様をまとめて新規機能や改善タスクに落とし込みます。 - スプリント会(週1回)
チーム全体でその週に取り組むタスクを確認。
エンジニアにタスクを割り当て、進捗も合わせてチェックします。 - 実装
エンジニアは担当したタスクをフロントからバックまで一貫して実装。
1人が1つの機能に責任を持つスタイルを取っています。
チーム内での取り組み
ジュニア勉強会
直近、私たちのチームではインターン生を2人迎え入れたこともあり、ジュニアレベルのメンバーが増えました。そこで新しく始めた取り組みが「ジュニア勉強会」です。
この勉強会は、シニアのメンバーに遠慮したりせず、純粋にジュニア同士で技術について議論できる機会です。テーマは毎回メンバーで「学びたいもの」を決め、それぞれが事前に勉強してきた内容を持ち寄ります。そのうえで、わからなかったことわかったこと、その背景にある思想などを、ジュニアなりに議論するという形で進めています。
直近ではGoFのデザインパターンのAdapterパターンについて勉強しました。勉強会ではただ学んだことをシェアするだけでなく、実際にOSSを見に行き「この部分にこういうデザインパターンが使われているね」と確認したり、自分たちのチームのコードの中で「ここはこのパターンが使われているね」といった発見を共有したりしています。AdapterパターンではRuby on Railsのコードベースを見にいきました!
Adapterパターンのブレスト↓
昼休みの時間を利用して、わいわい楽しい雰囲気で取り組んでいます!
勉強会の様子↓
ナレッジ共有
サクミルのエンジニアチームでは、開発の中での学びや気づきをチーム全体で共有する機会があります。
各メンバーにはSlack上に「times」があり、そこで「わからなかったこと」や「理解できたこと」、最新の技術情報や勉強中の内容などを自由に投稿しています。投稿には他のメンバーがコメントやリアクションを返し合い、お互いの理解を深めたり、解釈のズレを早めに確認したりできる場になっています。
加えて、週に一度の「開発定例」では、その週に学んだ技術的な内容や、話題となっている技術トピックについて共有し合う時間を設け、自分の言葉で共有し合うことで、チーム全体の知見を広げています。
おわりに
弊社では各事業部でエンジニアを募集中です!! 気になるポジションがあればお気軽にお問い合わせください。
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