はじめまして、プレックスの池川と申します。
2022年12月に株式会社プレックス(以下、プレックス)にエンジニアとして入社しました。
今回、入社して3ヶ月経って新しい環境にも慣れてきたので、入社経緯や感想、課題に感じていることをまとめておきたいと思います。
何か新しいことにチャレンジしたいエンジニアの方や、ベンチャー企業に興味のある方にプレックスのことを知ってもらえると嬉しいです。
自己紹介
私のこれまでのキャリアを簡単に紹介します。
- 2008/4 新卒で地方銀行に入行 - 2019/6 エンジニアとしてIT企業に転職 - 2022/12 プレックスにジョイン
新卒では地元の地方銀行に入って、融資や資産運用の営業を行っていました。
銀行には10年ほど勤めたのち、一念発起してエンジニアにキャリアチェンジして受託開発系の会社に転職しました。
その会社ではバックエンドエンジニアとして業務システムの開発・運用を行ったり、プロジェクトマネージャーとして新規プロジェクトの管理を行いました。
その後、プレックスに転職して今はドライバー向けの求人サービスであるプレックスジョブの開発にフロントエンド・バックエンドの両面で携わっています。
プレックスはこれまでのキャリアで3社目、エンジニアとしては2社目の会社です。
プレックスに入社した理由
転職活動を行うにあたり、以下の3点を軸としていました。
- エンジニアとして開発ができる(マネジメントやプロジェクトマネージャーの業務も面白かったが、開発がしたい) - 自社開発をメインで行っている(前職で受託開発は経験したので自社開発もやってみたい) - 社会的に意義のあるサービスを展開している(自分の仕事に意味を見出したい)
上記の点を満たしていたことに加えて、カジュアル面談や面接で代表や先輩社員と話す中で、よく分からないけど面白そうなことやってるな、と感じたことがプレックスに入社を決めたポイントでした。
入社前、不安だったところ
とはいえプレックスへの入社を決める際にいくつか不安な点もありました。
同じような不安を持つ人もいるかもしれないので、ここで払拭しておきます。
おじさんだけど大丈夫?
大丈夫です!
プレックスは平均年齢28歳と若い人が多いですが、エンジニア組織は少し年齢層高めなので安心してください。
それでもエンジニアの中では一番年上ですが、各々がプロフェッショナルとして業務を行うなかで互いに尊重する文化があり、すぐに馴染めました。
おじさんだからこそできることをやっていきましょう💪
不安な方はカジュアル面談やオフィスへの訪問もいただけますし、まずは業務委託や副業といった形でお手伝いいただくことも可能です。
物流・インフラのことよく分からないけど大丈夫?
大丈夫です!!
私も入社までよく分かっていませんでした。
プレックスでは事業部制を採用しており、各事業へエンジニア個人が注力できるような組織作りを行っています。
ビジネス側との距離も近いため、日々コミュニケーションをする中で不明点を解消することができます。
また、エンジニア組織の中でもドメインモデル図やシーケンス図の整備に取り組んでおり、ドメイン知識をいち早くキャッチアップして開発できる体制作りを進めています。
ドキュメント整理については過去の記事「開発合宿でドキュメント整理やER図の自動生成やってみた」に詳細が書いてありますので参照ください。
入社後やったこと
入社後1ヶ月はオンボーディング期間として設定されており、小さめのタスクを担当しながらドメイン知識やプロダクト、使用されている技術のキャッチアップを行いました。
初めてのリリースは入社して4日目だったのですが、リリース時の報告でお祝いのメッセージをいただけたのが印象に残っています。
2ヶ月目以降は既存サービスの新機能開発やデザインリニューアルを行ったり、オンボーディング改善や勉強会の主催など、改めて振り返ってみると色々なことをやりました。
今回の記事ではその中でオンボーディング改善の取り組みの一環でやったことを紹介できればと思います。
オンボーディング改善とは
入社後のオンボーディング期間を終えた後、1スプリント分(一週間)をメインの開発から外れて、オンボーディング中で出た課題の改善時間として使ってもらう というものです。
オンボーディング改善については過去の記事「2人目のエンジニアとして入社してオンボーディングを改善した話」に詳細が書いてありますので参照ください。
実施したオンボーディング改善の取り組み
下記の2つを行いました。
1. デバッグ環境の整備 2. 社内用語集の作成
1. デバッグ環境の整備
プレックスで使用している技術は私にとって未経験のものが多かったため、同じような人のためにデバッグ環境の整備を行いました。
使用している人が多い IDE やブラウザごとに、設定の方法やデバッグの仕方を Notion 上にドキュメント化しました。
取り組んだことでデバッグ関連の知識の共有化がチーム内で図れたほか、今後新しく入ってくるメンバーが開発に早く入れる、効率的に開発ができるような環境づくりができました。
言語や IDE も日々アップデートされているため、適宜情報をブラッシュアップして開発の効率化に繋げたいと思います。
2. 社内・専門用語集の作成
私自身、入社後一番困ったのが専門用語の理解だったため、社内・専門用語集の作成を行いました。
ミーティング中やドキュメントを読んでいると知らない単語(例:CSやDR)が出てくるのですが、都度確認もできず、ミーティングが終わってから聞いたり、過去のドキュメントを検索したりしていました。
特に社内用語が分からないのが辛かったです💦(Google検索しても出てこないので)
そこでスプレッドシートに用語をまとめた上で、普段使用している Slack 上で管理できるように Slack Bot を作りました。
こちらについてもデバッグ環境の整備と同様、定期的に見直しを行い機能の拡充など行っていきたいです。
入社して感じたこと
入社してからは本当に一週間が早く、それだけ刺激的な毎日が過ごせているのかなと思います。
プレックスには「仮説検証して学びを次に活かす文化」があり、技術的なことはもちろんのこと、事業やプロダクトへの課題感を持ち改善をしようとする意識が高い点は入社してすごいと感じました。
一方で組織の体制や制度が整っていない、開発においても属人化されている部分があるなどの課題もあるため、できることやるべきことはまだまだあります。
最後にはなりますが、プレックスではソフトウェアエンジニア、フロントエンドエンジニアを募集しています。
もしこの記事を読んで、一緒に挑戦してみたいと思った方がいましたら是非ご連絡をお待ちしています!!