こんにちは、株式会社プレックスの石塚です。 2023/08/30(水)にプレックスのエンジニア組織では初めてとなるオフライン勉強会を開催したので、今回のブログでは勉強会の様子を少しでもお伝えできればと思います。
オフライン勉強会を開催した背景
勉強会のレポートの前に、なぜオフラインの勉強会を開催したのかについても簡単に触れておきます。理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は個人にとってリアルな繋がりを広げることができる場所を作っていきたいということです。コロナの影響もあり、IT業界ではリモートワークがより一般的になってきました。これは不可逆な変化であり、インターネットの進化によってますます加速していく流れであると感じています。しかしながらそうしてリモートワークがより一般的となった社会では、リアルな繋がりを作れる場所の重要性はますます高まってくるはずです。事実、今年の始めくらいからはエンジニア界隈でもオフラインイベントが目立つようになってきました。
2つ目が社内のエンジニアが登壇したり、外部のエンジニアと交流することによって、成長機会として活用してもらいたいということです。どうしても普段と同じ人と、同じ仕事を続けていると、視野が狭くなってしまったり、偶然による新たな発見が得づらくなってしまいます。意図しない出会いや外部からのフラットな目線を入れることで、普段の仕事の中でも工夫や違った視点からの提案が生まれることを期待しています。さらにはこういった社内のイベントでの登壇をきっかけに、大きなカンファレンスやイベントで登壇する方が出てきてくれたら嬉しいなと思っています。
当日の様子
話が少し脱線してしまいましたが、本題の勉強会の様子に入っていきます。勉強会は共同開催している匠技研工業さんのオフィスで実施しました。今年の6月に移転されたばかりということもあって、綺麗なオフィスで、弊社のメンバーもテンションが上がっていました。
イベントスペースは執務室に机と椅子を用意して設置。勉強会のために大きめのモニターも購入していただきました。ありがたい...🙏
タイムテーブルは
- テーブルごとに分かれて乾杯、自己紹介
- プレックス 種井による発表
- 匠技研工業 井坂による発表
- 懇親会
という流れでした。
プレックス 種井による発表
弊社エンジニアの種井からは「Plex Jobと技術負債のマネジメント」というテーマの発表がありました。 Plex Jobの事業やプロダクトの特性を踏まえて、どうやって技術的負債と向き合ってきたかが、0→1の立ち上げフェーズと1→10のグロースフェーズでどのように変わっていったかというお話でした。
手前味噌ではありますが、プレックスでは技術的負債を認知→蓄積→返済していくというプロセスを整理しており、仕組みとして技術的負債を返済しているという点が印象的でした。
匠技研工業 井坂による発表
匠技研工業の井坂による発表は「高速なMVP検証を支えた技術的負債とその解消」でした。
シードからシリーズAとMVP検証を重ねる中で、検証スピードを高速化するために匠技研工業が意図的に抱えていった技術的負債が、技術的負債の4分類の中でどれに属するかを参加者の皆さんに考えてもらって手を挙げてもらうなど、インタラクティブな発表でした。
中にはパブリックな場では公開できないような内容もあり、オフラインイベントならのライブ感がありました。
懇親会
懇親会は運営が事前に用意していた発表に関連したテーマをベースに、5, 6人でテーブルごとに分かれたグループでディスカッションをする形式でした。テーマは「技術的負債に取り組む上でどうやってチームの理解を得ているか」であったり、「今までに経験した大規模なリプレースの思い出」などがありました。
プレックスや匠技研工業は比較的若い会社、プロダクトでしたが、参加者の中には10年近く運用を続けているようなプロダクトに携わっている方もいたり、組織が成長して大規模化して後のフェーズの方もいたりと、また違った悩みや課題に触れることができたのも新鮮でした。
次回のイベントについて
プレックスでは匠技研工業さんとのイベントを、3ヶ月に1回程度を目安に継続的に実施していく予定です。まだまだ試行錯誤の段階なので、テーマや形式は変わっていくかと思いますが、温かい目で見ていただいて、ご参加いただけると嬉しいです。
また次回イベントの情報の通知も来るようになるので、connpassページからぜひメンバー登録をお願いします。